リハビリテーション

リハビリテーション施設紹介

理学療法とは病気・けが・高齢・障害によって運動機能が低下した状態にある患者さん対し、医師の指示のもとに、運動療法(機能訓練)、物理療法(温熱・電気・光線等)などを用いて運動機能維持・改善を目的に物理的手段を用いて行われる治療法です。

病気および障害の後遺症により生活に支障をきたした患者さんの入院中や退院後の生活をより良くすため様々なリハビリテーションを行います。患者さんの早期離床に取り組みながら身体機能改善はもちろん、退院後の日常生活を想定しながら基本動作(寝返り・起き上がり・立ち上がり等)や歩行などの身体機能の向上をめざしアプローチしています。

治療機器紹介

光線治療器 キセノンエクセルXe

キセノン光線照射器(光線機能・温熱機能)と低周波(通電機能)の機能を集約した複合治療器です。生体に対して透過性に優れるとされる『近赤外線』の広範囲にわたる光の熱作用で、生体の表層部から深層部に至る組織を温め、滞っていた血液の流れを改善して疼痛の緩解、筋弛緩、生体組織の活性化(創傷治癒)の治療を行います。

干渉電流型低周波治療器 スーパーカイネ

周波数の異なる2つの中周波電流を体内に流すことで生じる干渉低周波による治療です。体内に生ずる干渉波の大きな電気エネルギーで筋肉を収縮させ、血流を改善(増加)し、乳酸などの老廃物を洗い流し、治療部位に十分な刺激を与え痛みを緩和します。

近赤外線治療器 スパーライザーPX

スーパーライザーは光の中で最も生体深達性の高い波長帯の近赤外線を高出力で照射することにより、深い患部に確実に到達し心地よい温熱感と共に血行を改善し症状を緩和してくれます。人間の体はストレスを受けると自律神経の交感神経が興奮して血管が収縮します。 そうすると、酸素や栄養素を運ぶ血液の流れが悪くなり、様々な痛みや身体の変調を訴えるようになります。


・星状神経節近傍照射法
星状神経節照射を受けると交感神経の興奮が緩和され、自律神経の中枢である視床下部に影響を及ぼし、血流量が増加して免疫力や自然治癒力が高まり、多くの疾患に効果発揮します。

低周波治療器 SSP

電気鍼治療といわれるもので、鍼の代わりに銀の突起を患部にあてて低周波を通電させツボを刺激させます。硬くなった筋肉に低周波の電流を流し、高密度の電流が皮膚内部に深く浸透することで、痛みを抑制し血行を促進するとともに、消炎効果を発揮し緊張をやわらげ回復力を高めます。

赤外線治療器 アルファビーム

ハロゲンランプを光源に使用し、人体局部に近赤外線照射を行う、ポイント照射型赤外線治療器です。生体深達度の高い近赤外線のみを取り出して照射する効果的な治療を実現します。

電動自動間欠牽引装置 トラックタイザー

牽引療法は頚椎牽引と腰椎牽引(骨盤牽引)とがあります。治療に適した姿勢が容易に得られる座部形状により、牽引部位の筋スパズムの改善や背骨周辺のこわばった筋肉の緊張が和らぎ、靭帯の血流改善、神経根や脊髄に対する除圧迫となり、神経根周囲などの局所の腫脹を軽減し、圧迫神経への影響をやわらげるなどの効果が得られます。

マイクロ波治療器

マイクロ波治療器とは、マイクロ波(極超短波)を患部に集中照射して治療を行う機器です。深部温熱刺激で局所に充血が起こり、内部より温め、血行を改善し痛みを和らげ新陳代謝を促進します。筋肉の緊張を 取り除き痛みの除去そして再発の防止につながります。

乾式ホットパック装置

ホットパックで治療すると、温熱が皮膚内の静脈路を拡張し血流が増し、皮膚や皮下組織などの表在組織に熱エネルギーを与える温熱効果があり、各組織への栄養分の補給が促進されます。代謝の亢進・血管拡張・軟部組織の伸張・筋緊張低下や鎮痛などの生理的作用があり、痛みに対しては痛覚閾値が変化することにより知覚過敏・知覚異常の緩解・疼痛緩解等の効果が期待されます。

パラフィン

パラフィンは熱伝導率が低く、温度のわりには熱く感じない特徴があります。また、皮膜で覆われるため保温性が高く、硬くなった関節の動きを改善させたり、炎症や痛み、こわばりを抑制し、軟部組織の疼痛の除去に効果があります。

オートヘルサー

患者さんの体をリラックスさせバイブレータマッサージ機能バイブレータが回転し、腰部、脚部を移動しながら多彩なマッサージを行います。特に末梢神経を介して体全体に刺激が伝わりやすい腰下肢部に、心地よいバイブレーションを集中させました。